Free International University Japan 10/24/99
* ミーティングのお知らせ
* 会計報告
* 前回ミーティングの報告
* 展覧会のお知らせ
ミーティングのお知らせ
次回のミーティングは10月24日(日)です。午後6時から絵付きのライブ・ストリーミング、7時からはストリーミングなしの話し合いですが、パレスチナでの展覧会「東京からの七天使」展とパレスチナの様子を仕事の都合で途中帰国中の大榎君に話してもらうことにしています。ライブ・ストリーミングは<http://www.st.rim.or.jp/~oenoki/>へ。
前回のストリーミングは、RealServerのディレクトリが見つからず、できませんでした。前回繋がらなかった人には申し訳ありませんでしたが、今回は大丈夫のはずです。
日時=10月24日(日) 午後6時~9時30分(6時~7時はライブ・ストリーミング)
会場=大榎君のアパート(新宿区四谷4-30 酒井ビル503 地下鉄丸の内線新宿御苑前駅下車徒歩5分 Tel./Fax.03-3350-6126)
参加費=1,000円
会計報告
収入
参加費=4,000円
計=4,000円
支出
切手代=6,960円
封筒代= 441円
計=7,401円
前回ミーティングの報告
ヴェネチア・ビエンナーレ、クシュシトフ・ウディチコ、パレスチナで行う展覧会「東京からの七天使」展の準備についてなどが話題になりました。
ヴェネチア・ビエンナーレは、大榎君によると印象に残る作品が少なかったとのこと。以前日本国内での展覧会でいっしょになった作家もちらほらいたこと、国際ビエンナーレ賞を受賞した蔡國強の作品は、ご存知の方も多いと思いますが、文化大革命時に民衆教化のために制作・展示されていた粘土彫刻をそれを作っていた職人を招いて再現したもので、おもしろいけれども、アイデアだけ出して自分で作らないのは、ちょっと危ない感じがするなど。針生さんは、今回の総合アート・ディレクター、ハラルド・ゼーマンが組織した企画展を評価。中国の作家をたくさん取り上げているが、その中でも蔡國強が一番力があるのではないかとのことでした。
ウディチコの広島・原爆ドームでのパブリック・プロジェクションは、TVのニュース番組でも紹介されたようですが、他のプロジェクションに比べて、迫ってくるものに欠けた感じがします。「ヒロシマ」の現状がそのまま映し出されたのかもしれません。演説者の声がより大きくなるとそれだけより速く走り出す演説台ヴィークル、外国人移住者、ホームレスの存在を顕現化し、社会と、また自分自身とのコミュニケ-ションのきっかけとする「エイリアン・スタッフ」、「ホームレス・ヴィークル」など昔の作品のほうが、MITに職を得て以降の最近の作品よりも作りすぎていなくて良いのではないかという意見です。
パレスチナ自治地区の東エルサレム、ラマーラ,ガザ、計3ヵ所のギャラリーを巡回する「東京からの七天使」展の準備は、カタログもできあがり、作品送付の段階。八鍬さんの作品展示用の細いステンレス・パイプが規制に引っかり、航空貨物会社が引き受けてくれないとか、大榎君の基板剥き出しのトランスミッターを引き受けたがらないとか、いろいろ大変そうです。いくつかは直接持っていくそうですが、空港で引っかからなければいいのだがと話していました。
*その後、大榎君から届いたメールによると、入国審査は問題なく拍子抜けしたとのこと。ところが、送った物のほうが、大榎君の物も含めて2名分、オープニング前日の9月26日のになっても届かないとのことです。
参加者=大榎、針生、守谷、八鍬(敬称略)
展覧会のお知らせ
現代アーティストブックの世界展-鑑賞される書物-
会場=甲府市総合市民会館(甲府市青沼3丁目5-44 Tel.055-231-1951 徒歩:JR甲府駅南口より徒歩30分 バス:JR甲府駅南口7番バス停総合市民会館経由奈良原行きor同経由石和温泉行き、総合市民会館前下車。JR甲府駅南口8番バス停伊勢町行き太田町見附下車徒歩5分 車:中央道 甲府南ICより15分 甲府昭和ICより20分)
会期=10月24日(日)まで 火曜定休
開館時間=午前10時~午後5時
入場=無料
主催=甲府市・甲府市教育委員会
主管=現代美術こうふ展実行委員会
協力=清里現代美術館
ホームページ=<http://www.city.kofu.yamanashi.jp/art/>
清里現代美術館所蔵のアーティストブックの展示です。ボイス、ボルタンスキー、フルクサス、クーネリス、デュシャン、ケージ、ギルバート&ジョージ、河原温、松沢宥ほか100点以上、中でも、アプタイベルク美術館の前身、メンヘングラードバッハ美術館が展覧会カタログとして出版した一連のものは、注目に値するとのことです。
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